雑記|シンデレラがとてつもなく青かった
こんばんは、耳民(みみ・みん)です。
久しぶりの更新になってしまったことへの理由をあげればそれだけで長い長い文章を書くことができそうなくらいなのですが、いちばん最近のニュースと言えばうちに蚊取り線香が仲間入りしました。くさいです。
先日、地上波でディズニー映画「シンデレラ」が放送されていたので見たのですが、実写でもディズニーらしさがあって本当にすごいですね。
私は幼い頃にビデオでアニメ版を見たことがあるけど、を今の小さい子たちは実写映画を本物の(オリジナルの)ストーリーだと思って育つんだろうなと思うと少しグッとくるものがありました。
ディズニーに限らずですが、昔のものはどうしても白人しか登場せず、有色人種は下等な扱いをされる傾向があったように思うのですが、シンデレラでは家臣の一人(しかも誠実な方)が黒人の俳優さんで、なんて斬新な!と思いました。それと共に、これが時代かとも思ったし、この先どんどん映像作品事情が移り変わっていくんだな〜と謎のわくわく感を覚えたりもしました。
シンデレラのいちばんの見所は、私の中ではドレスの変身シーンなのですが、もともと着ていたピンクのドレスから鮮やかな青色のドレスに変わった時に、原作もこんなに青かったっけ??と思って検索してみました。
青いような白いような〜〜〜!
けどどっちにしてもピンクじゃないのね!プリンセスって女の子だからピンクっぽいイメージあったけどそんなことないのね!と思ったらこれです。↓
ほとんどピンクじゃないのね…!!!(みんな設定年齢いくつか知らないけどお顔が完成されている…)
女の子のイメージのピンクがプリンセス由来じゃなければ何由来なんだ??と思ってTwitterをみていたら、その答えをつぶやいている方がいて、その時は大いに納得したのですが、その後すっかり忘れてしまったのでもう一度自分でも調べました。
元は別に色で男女を区別することはなくて、むしろ軍人系はアツい感じなのか赤系を好んで身につけていたらしい。(ナポレオンとか)そのTwitterの人も、元は女性の方が青とかを着ていたみたいなことを言ってた気がします。
で、男性は青、女性は赤になっていった理由はいくつかあるらしくて、抽象的なものとしては
・原始人時代に女性は果物を探す過程で、よく熟れた果実をすぐ見つけるために赤や黄色を好むようになった
・宗教画においてイエスキリストの服は青系、マリアさまの服は赤系で描かれることが多かった
・発熱して紅潮するのを敏感に感じ取れるように、赤系に対してアンテナが高くなった
などなどがあるらしいです。微妙に説得力がある。
もっと具体的に、主に日本では、「東京オリンピックで今のトイレ標識が採用され、大阪万博でもそのデザインが引き継がれたために、男性=青、女性=赤のイメージが定着した」というのがかなり有力らしいです。
けどそのトイレ標識を考えたデザイナーさんは、ジェンダー的なところは関係なく色を設定したという説があるので、あまり意図せず色に役割が与えられたってことででしょうか??この説の場合、世界的にも色とジェンダーがリンクしてくるのは謎だけど、そういうことらしい。
シンデレラのおかげで一つ賢くなれました。(微妙になっていないけど)
ちなみに最近「海獣の子供」もみました。めちゃくちゃよかったので、これはこれで書きたいと思います。