【御朱印】静岡県袋井市:法多山尊永寺(風鈴まつり)
こんにちは!今回は〔法多山尊永寺〕を紹介します!
法多山尊永寺とは?
法多山尊永寺は、通称「法多山(はったさん)」と呼ばれ、近くの「油山寺」「可睡斎」と合わせて「遠州三山」と言われる大きなお寺です。ご本尊の「正観世音菩薩」は厄除けで有名です。
法多山尊永寺の始まりは700年くらい(700年前ではなくて、紀元後700年)。聖武天皇の勅令を受け、行基(ぎょうき)が建立しました。その後、静岡にゆかりのあった今川家、豊臣家、徳川家などの厚い信仰を集めて栄えたそうです。
最盛期には約60、近世までにも12個の子院を持つほどだったそうですが、明治維新のときに朱印地(江戸時代に、幕府から寺社の領地として領有権を認められた土地)を全て返還しているそうです。
ちなみに桜の名所でもあり、約500本のソメイヨシノが植わっています。
アクセス
最寄駅はJR愛野駅ですが、 徒歩でのアクセスは難しい位置にあります。(徒歩20分らしいですが、山道だし、着いてからも山道なのでオススメしません!)
法多山行きのバスも先日なくなってしまったため、公共交通機関を使う場合は、愛野駅からタクシーになります。愛野駅はエコパアリーナの最寄駅でもあるので、タクシーはある程度いると思います。もしも心配な場合は、ひとつ隣の掛川駅まで行けば、新幹線の駅なので確実です。
車で向かう場合は掛川ICか袋井ICから約20分ほどです。
無料の駐車場はなく、法多山の参道近くに有料の駐車場がたくさんあるので、そちらを利用します。有料と言っても100円〜200円ですが、休日でも無人の場合が多いので、小銭を用意した方が安心です。だいたいは駐車場の入り口付近に小屋みたいのがあって、そちらにある箱に料金を入れる感じです。
所要時間
駐車場から本堂まで、20分くらいは歩きます。まず駐車場から、両側にお店の並ぶ参道を歩きます。参拝時間の終わりがけに行ったので、ちょっともの寂しい雰囲気になってしまいましたが…ごはん処やコーヒーショップ、お土産店が軒を連ねます。
少し歩くと、国指定重要文化財の仁王門があります。立派!
門を抜けると長い長い砂利道…。ベビーカーや車いすなどの方は、確かアスファルトの道もあるはずです。途中、市の指定文化財になっている黒門などもあるのでゆっくり歩いてください。
ようやく着いたと思ったら…石段!!!
これを登りきったと思ったら…追い打ち!!!ちなみに写真にもある通り、この追い打ち石段より上にお手洗いはありません。右に休憩所があるので、そちらを借りてください。
これも登ると、冒頭の本堂が現れます!手水舎は右にあります。後ろを振り返ると緑が迫ってくるようで、暑いけど夏に行ってよかった〜〜!って感じでした。
毎年、夏になると先述の油山寺・可睡斎と一緒に「風鈴まつり」をやっています。今年も8月末までの限定で風鈴の心地よい音色を楽しむことができました!
どんな御朱印?
法多山尊永寺の御朱印はこちら!
風鈴まつりの特別バージョンです!
御朱印解説
文字は、いちばん右に日付、次に書いてある「奉拝(ほうはい)」はつつしんで拝むこと、という意味。真ん中の大きい文字は、梵字で観音さまを表す「サ」という文字と、漢字で「大悲殿」(観音さまを祀るお堂のこと)と書いてあります。いちばん左は「法多山」ですね。
朱印の方は、いちばん右が「厄除観音霊場」、左下の四角は「遠江国(とおとうみのくに)法多山尊永寺」です!
いただける場所は?
本堂の右に大きく案内板が出ているので迷うことはないと思いますが、本堂の階段下のスペースでいただけます。お守りなども 同じ場所でいただけます。
料金
通常のものも、風鈴まつりのものも300円です。
周辺の観光スポット
ここでは簡単に、周辺の観光スポットをご紹介します。
詳細は各リンク先を見てください!
掛川花鳥園
名前の通り、花と鳥が大量にいて楽しいスポットです。大人は大人で楽しいと思う。私は楽しかった。ハシビロコウとかフクロウがいます。鳥にごはんもあげられる。
ふくろい遠州花火大会
今年はすでに終わってしまいましたが、毎年8月中旬に行われる花火大会です。約3万発が上がり、県内最大級だけあってかなり混み合います。来年のために穴場スポットを探しておきましょう…!
ぜひ行ってみてください!