【御朱印】静岡県磐田市:府八幡宮
こんばんは、耳民(みみ・みん)です。
今回は〔府八幡宮:ふはちまんぐう〕 を紹介します!
府八幡宮とは?
府八幡宮は、遠江(とおとうみ)の官僚・桜井王(さくらいおう)が建てた神社です。この桜井王は、天武天皇のひ孫らしいです。そして万葉集にも歌が収録される腕前をもつ万葉詩人です。
「桜井王」ってなんかちょっとださいですが、本名は「大原桜井」さんらしく、「ますだおかだ」「おぼんこぼん」のような趣を感じます。
この府八幡宮の楼門は静岡県の文化財です。たぶんこれのことです。↓
アクセス
最寄りはJR東海道線の「磐田駅」で、徒歩だと15分くらいでつきます。バスもあります。
駐車場はたぶん10台以上は止められたはずです。
所要時間
境内は少し広めなので、30分ほどかけてゆっくり回ると楽しいと思います。
どんな御朱印?
府八幡宮の御朱印はこちら!
御朱印解説
奉拝(ほうはい)は「つつしんで拝むこと」という意味。
日付の左にある緑のスタンプには、「天平の社」「遠江国府宮」と書いてあります。
天平(てんぴょう)は時代の名前ですね。平成みたいな。天平時代に建てられたということだと思います。「遠江(とおとうみ)」は静岡県西部地区の呼び方で、「国府(こくふ)」は政治の要となる機関が置かれた都市のことです。
右下の朱印は、「九月之 其始雁乃 使尒毛 念心者 可聞來奴鴨」という桜井王の句が書かれています。読み方は「ながつきの そのはつかりの つかひにも おもふこころは きこへこぬかも」。これは時の天皇に向けて「9月の雁によって、私の思いが届かないかな〜〜」という望郷の句。天皇からもアンサーがあるので、気になる方は調べてみてください。
いただける場所は?
駐車場からすぐに楼門があって、その右手に社務所があります。楼門を進んだ小道の脇にも出張社務所みたいのがあるのですが、確かここではいただけないはず。お守りなどを販売しているのみだったと思います。
料金
御朱印は確か300円でいただけます。季節によっては絵柄を入れてもらえて、お正月限定の御朱印もあります。お正月はいただける場所が変わると聞いたので、気をつけてください!
御朱印帳は3種類あって、文化財の楼門が刺繍されたのが色違いで2種類、磐田市の「しっぺい太郎」というゆるキャラが刺繍されたものが1種類です。
詳しくは以下のページに載っています!
ご神札・お守り|府八幡宮(ふはちまんぐう)|静岡県磐田市中泉
周辺の観光スポット
ここでは簡単に、周辺の観光スポットをご紹介します。
詳細は各リンク先を見てください!
磐田市 香りの博物館
名前の通り、いろんな匂いを体験できる博物館です。昔行ったことがあるのですが、カレーの匂いとかを閉じ込めてあって、たくさん匂った記憶があります。汗の臭いとかもあって本当にくさかった。香水が作れたりと体験コーナーも充実しています!
秋野不矩美術館
磐田市出身の芸術家、秋野不矩(あきのふく)さんの美術館です。靴を脱いで上がるタイプの珍しい美術館で、こぢんまりとした館内で秋野不矩の作品をゆったりと楽しめます。建物の設計は藤森照信さんという建築家の方で、この建物自体も芸術価値の高いものとして有名です!
www.city.hamamatsu.shizuoka.jp
ぜひ行ってみてください!