【御朱印】石川県小松市:那谷寺
こんばんは、耳民(みみ・みん)です。
今回は石川県にある〔那谷寺:なたでら〕を紹介します!
那谷寺とは?
お寺の言い伝えによると、泰澄法師というひとが千手観音を設置したことが那谷寺の始まりだそうです。
その後、南北朝時代の戦乱に巻き込まれたものの、後に加賀藩主によって再建されるなど、けっこうタフな歴史のあるお寺。
岩がゴツゴツとそそり立つ荘厳なお寺なのですが、この岩に感銘を受けたのが松尾芭蕉。一句詠んでいるほどです。
本尊の千手観音は33年ごと(!)に開扉される秘仏です。
最近では、開創1300年にあたる2017年4月から半年間だけ公開されているのですが、残念ながら私が行ったのは2月…。絶好のチャンスを逃しました…。
アクセス
那谷寺の位置はこちら。
車で行く方は、北陸自動車道の「小松IC」もしくは「加賀IC」から、それぞれ約30分で到着。
駐車場は無料で200台ほど停められます。
私は電車とバスで行きましたが、景色がきれいなのでこちらもおすすめ。
「CANBUS(キャンバス)」という加賀周遊バスを利用しました。
山まわり・海まわり・小松空港線の3ルートあって、主要な観光スポットをめぐることができるのでかなり便利です。
大人料金で、1日券が1000円、2日券が1200円。
観光施設の入場料は別途かかりますが、とてもリーズナブルにいろいろまわれてお得だと思います!
所要時間
駐車場から門をくぐると書院や宝物殿があります。特別拝観料のかかるエリアもこのあたり。
ちなみに、先ほど紹介した「CANBUS」が停まるのもこの駐車場なのですが、小さな売店があって温かい軽食を食べたり、お土産物を見たりできます。
参道はけっこう長くて砂利道も多いので、スニーカーなどフラットシューズで行くことをおすすめします。石段もあります!
参道はこんな感じ。苔むしてる〜〜!
めちゃくちゃいい雰囲気ですね。
さらにずっと歩くと、芭蕉が感激した岩エリアに着きます。
鳥居が見える石段のもう少し右に同じような石段があって、そこを登ると本殿です。
ちなみにこの石エリアは国の名勝指定地にもなっていて、本当にめちゃくちゃ美しかった…!
(写真の腕が悪すぎて微妙な写真しかないけど)
詳しくは公式HPの以下ページを確認してください。
どんな御朱印?
那谷寺の御朱印はこちら!
スキャンした時に下の方が少し切れちゃいましたが、めちゃくちゃ迫力がある!
御朱印解説
★1…奉拝(ほうはい)。つつしんで拝むこと。
★2… 大悲殿(だいひでん)。観音菩薩の祀られた本殿のこと。
★3…那谷寺(なたでら)
いただける場所は?
山門を通ってすぐの「金堂華王殿」でもらえます。
料金
まず、一般拝観料は、大人600円、子ども300円、幼児以下は無料。
書院や庭園などの特別拝観料は、一般参観料+200円。
御朱印をいただくには300円納めます。
私がいただいた通常1種の他に、芭蕉の句が入った特別バージョンは2種類あります。
御朱印帳も1500円で販売しています。
1300年記念には特別御朱印帳も販売されていて、刺繍がとてもきれいでした。
買えばよかった…。
周辺の観光スポット
ここでは簡単に、周辺の観光スポットをご紹介します。
詳細は各リンク先を見てください!
★加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森
いろんな工芸体験ができたり、お食事どころやお土産ショップがたくさん集まっています。私はここで陶芸体験をしてマグカップを作りました!
石川県は21世紀美術館や兼六園など、金沢市だけでもたくさん観光スポットがあるのでなかなか他の土地に足を運ぶ時間がないですが、この辺りは「山代温泉」があり、静かに観光を楽しめるゆったりした場所でした。
ちなみに温泉宿もクオリティ最高でおすすめ。この話はまたいつか別で書きます!